源
源さんのよみつい
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教団X [単行本]

中村 文則

集英社 2014-12-15

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[教団X:中村 文則]読了。…んん。最近「グッド・ライ」というスーダン難民を扱った映画を見た。冒頭、聖書を携えた少年が出てきて「そっち系の啓蒙映画かいな」といったバイアスが掛かってしまい最後まで素直に見れなくなった。自分もだけど伝統新興関わらず、宗教に対して身構える人向けだと思う

指の骨 [単行本]

高橋 弘希

新潮社 2015-01-30

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[指の骨:高橋 弘希]読了。太平洋戦争の南洋諸島が舞台。戦闘の場面というのはほとんど無く野戦病院での日々と行軍、人が戦友が次々と倒れ、死に対して麻痺して行く過程、感覚が淡々と描かれてる。他の書物やネットでも検索すれば出てくるけど、実際に日本兵の死因の大半は餓死と病死であったとの事

ぼくは眠れない [新書]

椎名 誠

新潮社 2014-11-14

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[ぼくは眠れない:椎名 誠]読了。著者の作品を読むのおそらく数十年振りだと思われるけど、文体、語り口変わって無くて何だか懐かしい。
歳を追うごとに眠りの重要性を肌で感じるのだけど、睡眠導入剤って自分も病院に行けば処方してもらえるのだろうか?なんて不埒な事を読んでいて考えてしまった

捏造の科学者 STAP細胞事件 [単行本]

須田 桃子

文藝春秋 2015-01-07

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[捏造の科学者 STAP細胞事件:須田 桃子]読了。揃いも揃って何でこんな事になったのかが単純に疑問だったのだけど、理研の体質とか、STAP細胞とはそもそもなんぞやという事も含め、事件の背景を分かり易く解説してくれてる。社会人なら自分の勤める会社、仕事と照らし合わせるだろうと思う

帰ってきたエンジェルス [単行本]

越智 月子

文藝春秋 2014-11-10

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[帰ってきたエンジェルス:越智 月子]読了。全部持っていった感動の終章だけども、昔の事件はこれでいいのか…?袂を分かった理由は別にあったし、仲間の一人はその後も会っていたとかエクスキューズされてるけども…「そんな気がしていた」とか「40年も前の事だし」とかフォローになって無い様な

ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌 [単行本]

神山 典士

文藝春秋 2014-12-12

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[ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌:神山 典士]読了。大人は嘘つきだ。佐村河内から親交のあった家族に宛てられたメールの内容には吐き気を催したし兎に角酷い。チンピラの脅しと云うよりヤクザの追い込み。擦り寄った著名人も実名で登場。声高に責め立てる事は出来無い…とは思う。自戒を込めて

ブラック オア ホワイト [単行本]

浅田 次郎

新潮社 2015-02-20

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[ブラック オア ホワイト:浅田 次郎]読了。ここにも一人、仕事に疲れた男が…。
新年度病とでも言えばいいのか。真新しいスーツに靴に鞄の一団を見ると気持が沈む。
今回の語りべは元エリート商社マン。夢と現実が行き来する、ある意味ドラッギーな世界観。一発逆転も大団円も無い。これでいい

ゴーストマン 時限紙幣 [単行本]

ロジャー ホッブズ

文藝春秋 2014-08-08

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[ゴーストマン 時限紙幣:ロジャー ホッブズ]読了。野郎は大抵、服、車、それから時計とか財布の小物ブランド名をバンバン出されたり、こだわった銃火器のディテールに「カッチョエー」と思ってしまうんだな。主人公ゴーストマンのイメージが掴み難いけど、続編出たら読みたいクライム・ノワール物

ザ・サークル [単行本(ソフトカバー)]

デイヴ エガーズ

早川書房 2014-12-19

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[ザ・サークル:デイヴ エガーズ]読了。幾つかのIT企業が連想される何とも苦い、寓話的で示唆に富んだ作品。“プライバシーは盗み”に笑った。そんなに分かち合いたい共有したいソーシャりたいのかね?…否。もうSNS全部やめよう。実際メイみたいに疑心暗鬼に陥るだけだし…そんな事馬鹿げてる

そして、星の輝く夜がくる [単行本]

真山 仁

講談社 2014-03-11

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[そして、星の輝く夜がくる:真山 仁]実際、非日常の体験を求めてとか自分探し目的で震災復興ボランティアに参加して現地で問題起こして…みたいな記事を読んだ記憶がある。それは論外としても、逆に気を遣わせる様な親切の押売りもダメだし…難しい。最後に、自分に言える資格は無いと弁明しておく

わたしが眠りにつく前に [文庫]

SJ・ワトソン

ヴィレッジブックス 2012-07-20

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[わたしが眠りにつく前に:SJ・ワトソン]読了。チュートリアル的な第一部で“めめんと”だなと思ったけど、こちらは事の始まりがほぼ自爆なので尚更悪いんじゃないかと。色々な推理妄想が膨らむ中盤以降は小説ならではの面白さ。結末に前述の作品の様な悲哀とメランコリー感は無いけど、十分切ない

神坐す山の物語 [単行本]

浅田 次郎

双葉社 2014-10-21

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[神坐す山の物語:浅田 次郎]読了。神社には恐らく…1年に1回、初詣で行くか行かないかだけど、参拝の作法とか曖昧にしか覚えて無くて、拝殿の前に立つと結構緊張してしまうんだよね。浅田作品を読んでいるとそんな作法にもちゃんと意味があって、疎かにしてはいけないというのを改めて戒められる

土漠の花 [単行本]

月村 了衛

幻冬舎 2014-09-18

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[土漠の花:月村 了衛]読了。最初の襲撃で圧倒的優位な状況にも拘わらず、何故目標の人物が真っ先に隔離、捕縛されなかったのか(もしかして伏線?とも考えた)が腑に落ちず、それが前半はずっとノイズとなってしまったのだけど、特に後半以降は気付いたら上着の裾を握りしめながら興奮して読んでた

満願 [単行本]

米澤 穂信

新潮社 2014-03-20

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[満願:米澤 穂信]読了。短編集。読み易すい。オチまでの展開も破綻無く非常に分かり易くてさらっと読めちゃう。1作品を除いては直ぐにでもそのままテレビドラマ化可能な(しそうな)感じ…脚色が簡単そう。自分の仕事と縁浅からぬ「万灯」と、最初はオカルトか?と思った「関守」が面白かった

ボグ・チャイルド [単行本]

シヴォーン ダウド

ゴブリン書房 2011-01

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[ボグ・チャイルド:シヴォーン ダウド]読了。80年代の北アイルランドが舞台。以前見たドキュメンタリー番組をふと思い出す。川を挟んでプロテスタント系とカソリック系住民が罵り合う異様な、ともするとシュールな映像。あれは本物の憎悪からなのか?苛立ち紛れのアイリッシュ的皮肉だったのか…

コールド・スナップ [単行本]

トム・ジョーンズ

河出書房新社 2014-08-13

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[コールド・スナップ:トム・ジョーンズ]読了。匂い立つ様な…とでも形容すれば良いのだろうか。茹だる様な暑さと湿気と、逆にカラッカラに乾いた大地と、酒とか油とか消毒液とか、汗とか血とか人脂とか糖質過多の排泄物とか、訳の分からないブツの匂いとでちょっと眩暈がした。クラクラする様な代物

その女アレックス [文庫]

ピエール ルメートル

文藝春秋 2014-09-02

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[その女アレックス:ピエール ルメートル]読了。短い章で区切られてて読み易い。徐々に過去が明らかになっていく過程はスリリングではある。けどそこまでか?何冠か知らんけども…。トラウマがあるにしたってその方法にイマイチ必然性が感じられんし、登場人物の誰にも寄り添うことが出来なかった

ガウディの鍵 [文庫]

エステバン・マルティン

集英社 2013-10-18

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[ガウディの鍵:エステバン マルティン]読了。思ってた内容と違った。エンタメ作品の多少のご都合主義と飛躍した展開はアリだと思うし許容するのだけど、そこに「時間が無い」とか、「謎を解いてから、殺す気だ」みたいな陳腐な台詞が数ページの間に繰返し繰返し出てくるので白けた。全く没入出来ず

コリーニ事件 [単行本]

フェルディナント・フォン・シーラッハ

東京創元社 2013-04-12

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[コリーニ事件:フェルディナント・フォン・シーラッハ]読了。以前読んだ短編集と印象は変わらず。手の込んだミステリや法廷物が書きたい訳では無いのだろうけど、余りにあっさりなので訳者が親切に後書きでネタばれ解説をしてくれている。著者の出自が分かっていると確かに作品の印象が変わってくる

水声 [単行本]

川上 弘美

文藝春秋 2014-09-30

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[水声:川上 弘美]読了。不思議なのは東京が舞台なのに何故かずっとどこか片田舎の情景が思い浮かんでた事。それから50代になった現在の主人公が全く頭に思い描けなくて…そんな違和感を抱えたまま読み終ってしまった。姉と弟、パパとママ、お互いの関係性が明示されて無いのも要因なのかななんて